障害年金の請求で使う用語
基礎年金番号
基礎年金番号とは、全ての年金加入者に割り振られている番号です。
年金手帳、年金定期便にもこの基礎年金番号が記載されており年金機構はこの番号で加入者を検索することになります。
以前は制度によって異なったのですが、平成9年に現在の仕組みになりました。
たまに複数の番号を持っている方もいますが、最終的には一つに統一する必要があります。
遡及請求
遡及請求は、そきゅうせいきゅうと読みます。
障害年金の請求は障害認定日から障害年金の請求は可能になるのですが、障害認定日に請求を行える人は多くありません。
そこから何年か過ぎてから気付く、というケースも多いのです。
その場合は、状況によって障害認定日まで遡って請求をすることができます。
これを遡及請求と言います。
ただし年金には5年という時効がありますので、5年を経過してしまった部分については、受け取ることができません。
遡及請求は最大5年間まで、ということになります。
身体障害者手帳
身体障害者手帳とは、身体障害者が健常者と同等の生活を送るために、最低限必要な援助を受けるための証明書となる手帳です。
更生医療の給付、施設への入所など、身体障害者福祉法に定められた各種の福祉サービスを受ける場合に必要となります。
また税の減免、電車やバス運賃の割引などもすべて身体障害者手帳を所持することが前提とされております。