加入している年金制度によって種類が分かれます

障害年金

障害年金とは、老齢年金、障害年金、遺族年金で構成される現行の年金制度のひとつです。
その障害年金の中にも国民年金加入者が受け取れる障害基礎年金、厚生年金加入者が受け取れる障害厚生年金などがあります。
障害基礎年金の支給要件は、納付免除期間を含む保険料納付済期間が、加入期間の３分の２以上ある者の障害であることです。
障害とは、２０歳未満の時に最初に医師の診断を受け障害の状態のまま満２０歳に達した時、また２０歳の後に障害の状態になった時に満たされます。
障害厚生年金の支給要件は、厚生年金加入期間中に初めて医師の診察を受けた傷病の障害であることと、 障害基礎年金の支給要件を満たしていることが条件となります。

障害基礎年金

障害基礎年金は自営業者や専業主婦、学生などが加入する国民年金の期間中に初診日がある病気や怪我によって、 障害の状態になった場合に受給できる年金です。

障害共済年金

障害共済年金は、公務員などが加入する共済組合の組合員期間中に初診日がある病気や怪我によって障害の状態になった場合に受給できる年金です。

障害厚生年金

障害厚生年金は一般の会社員などが加入する厚生年金の期間中に初診日がある、病気や怪我によって障害の状態になった場合に受給できる年金です。
１級・２級の場合は障害基礎年金と障害厚生年金が、程度の軽い障害の場合は３級の障害厚生年金だけが支給されます。
これを受けるためには、障害基礎年金の保険料納付要件を満たしている必要があります。